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【市況】19日の株式相場見通し=米株反落と円高進行を受け売り先行

 19日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が4日ぶりに反落したことに加え、外国為替市場で円高・ドル安が進行していることから売り先行の展開となりそうだ。週末を控えて利益確定の売りが優勢となる可能性も高い。ただ、中小型株中心のリバウンドの動きは継続しそうだ。

 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比40.40ドル安の1万6413.43ドルと4日ぶりに反落した。前日までの3日間でNYダウ平均株価が合計793ドルと800ドル近くの急上昇をみせていたことから利益確定の売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比46.528ポイント安の4487.537と4日ぶりに反落した。
 19日の東京外国為替市場では、1ドル=113円30銭台での推移となっている。
 日程面では、1月の粗鋼生産量、1月の全国百貨店売上高に注目。海外では、米1月の消費者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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