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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月19日記)

日経平均株価の日足チャート 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、昨晩の円高の動きから、寄り付き値で一段安になると考えられます。

 昨日や16日の高値付近で上値重く推移して、本日の価格が下げる場合、本日の下げは、下降途中の一時的な反発を経過した後の動きである可能性が出てきます。

 その場合、本日は、17日安値の1万5632円付近か、ここを割れる程度まで下げて、目先の価格がそのまま12日安値の1万4865円以下を目指すと考えられます。

 なお、目先の価格が1万5632円を前に下値堅く推移すると、2月16日以降が上昇途中の調整の可能性を残します。

 弱気なら、本日は下げ幅の大きい動きになると考えられるので、そのような展開になるかどうかが、現状を知る手掛かりになります。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)を1月15日に上梓。

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