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【市況】<株式トピックス>=中低位の材料株が軒並み急反発

 18日の東京株式市場は終始買い優勢で、日経平均株価は一時、前日比で500円を超えて上昇する場面もあった。ただ、大引けにかけて利益確定の売りが出て、終値は前日比360円44銭高の1万6196円80銭となった。

 きょうは一見、日経平均株価の上昇幅が一時500円を超えるなど派手な印象となったものの、1日の高値・安値の変動幅は、218円と最近の相場では“おとなしい動き”となった。日経225採用銘柄がおしなべて小康状態となるなか、強烈な戻りをみせる中小型株の存在が目を引いた。

 東証1部の上昇率上位の銘柄について「株価が比較的低位で時価総額の小さな、いわゆる材料株系の中小型の大幅な戻りが際立っていた。これまでの全般急落地合いのなかで大幅に下落した銘柄は多い。なかでも、個人投資家の人気を集めやすいボラティリティの高い銘柄がリバウンド狙いのターゲットとなっている」(中堅証券投資情報部)との見方が出ていた。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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