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【材料】国内大手証券、生保セクターの投資判断をダウングレード、投資妙味を見出せるのは第一生命とT&D

 大和証券の生命保険セクターのリポートでは、長期金利と生保株のバリュエーション相関は強く、株価EV倍率水準は低下したと指摘。日銀はさらなる金利引き下げの可能性を否定していないことから、長期金利も不安定な局面が続くと考えるも、バリュエーションが歴史的な低水準まで低下、総還元利回りの高さが株価を下支えする側面もありそうと解説。

 生保の株主還元は本決算発表時に集中する傾向があるため、春に向けてプラス材料を期待できるとみて、株価急落で割安感の強まった第一生命保険<8750>と、株主還元の拡大が期待されるT&Dホールディングス<8795>は、「依然として投資妙味を見出せる」と評価。

 セクター投資判断は「強気」から「中立」に引き下げている。
《MK》

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