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【市況】東京株式(前引け)=急反発、欧米株高と原油高を受けリスク選好

 18日前引けの日経平均株価は前日比390円87銭高の1万6227円23銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は11億7322万株、売買代金概算は1兆1918億8000万円。値上がり銘柄数は1732、対して値下がり銘柄数は160、変わらずは46銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて高かったことや、原油市況の反発を受けてリスク選好の流れとなり、主力株中心に広範囲に買いが先行した。日経平均は寄り後早々に500円近い上昇で1万6300円台まで上値を伸ばしたが、その後は目先の利益確定売りに押されやや上げ幅を縮小した。石油関連や商社、資源開発関連などが買われたほか、薬品株にも高いものが目立った。

 個別ではファナック<6954>が上昇、SMC<6273>も大きく買われた。三菱商事<8058>、国際石油開発帝石<1605>、武田薬品工業<4502>などが値を上げ、SUMCO<3436>、トプコン<7732>も物色人気となった。鉄建<1815>が大幅高、ディー・エヌ・エー<2432>、カドカワ<9468>なども値を飛ばした。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が大商い継続も株価は軟調。ブリヂストン<5108>、JAL<9201>も売りに押された。横河電機<6841>が大幅安、伊藤ハム<2284>、小糸製作所<7276>も値を下げた。三陽商会<8011>も安い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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