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【材料】ブリヂストン、15年12月期実績は増収増益も営業利益は市場コンセンサスを下回る

 ブリヂストン<5108>が小幅続落。プラススタートとなったものの、買い一巡後は売りが優勢となっている。

 同社は昨日引け後、15年12月期連結決算と16年12月期の業績見通しを発表。15年12月期の売上高は前の期比3.2%増の3兆7902億5100万円、営業利益は同8.2%増の5172億4800万円となり、16年12月期見通しは、売上高が前期比1.1%減の3兆7500億円、営業利益は同0.5%増の5200億円を計画している。

 会社側では、前期は国内向けや建設・鉱山車両用ラジアルタイヤが前年を下回ったとしているものの、北米や欧州、中国・アジア・大洋州で乗用車および小型トラック用、トラック・バス用の販売本数が好調だったと発表。

 15年12月期営業利益実績が市場コンセンサスの5303億円を下回ったことが、売り材料視されているようだ。
《MK》

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