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【材料】ソフトバンクは売り買い交錯、自社株買いサプライズも時価は強弱感対立

 ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯、朝高後に利益確定売りが優勢となりマイナス圏に沈む場面もみられた。売買代金は東証1部上場企業のなかでは断トツで引き続き注目度は高い。

 週初の15日に発表した最大5000億円規模の自社株買いが、投資家の買い人気に火をつけ、ストップ高を交え前日高値まで2日間で1500円を超える上昇をみせた。しかし、前日は後場終盤に息切れし、日足で長い上ヒゲをつけるなど引け味の悪さが意識されていた。市場では巨額の自社株買いを前向きに評価する動きがある一方、米スプリント事業の先行き不透明感を指摘する声もあり、先高ムード一色というわけでもない。自社株買い発表後に集中した国内外証券会社の投資判断も概ね強気ながら、ゴールドマン・サックスや大和証券など目標株価を引き下げる動きもみられ、目先は利益確定を急ぐ動きも一部にみられる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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