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【材料】ブリヂストンが反発、今期最終は9%増で2期ぶり最高益、10円増配へ

 17日、ブリヂストン <5108> が決算を発表。15年12月期の連結最終利益は前の期比5.4%減の2842億円になったものの、続く16年12月期は前期比8.7%増の3090億円に伸び、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。

 原材料であるゴム価格が低水準で推移、円高による採算悪化を吸収し、増益を確保する。前期に発生したベネズエラ子会社の連結除外に伴う関連損失がなくなることも最終利益を押し上げる。なお、今期の為替レートは1ドル=115円、1ユーロ=127円を想定。

 併せて、前期の年間配当を120円→130円(前の期は100円)に増額し、今期も前期比10円増の140円に増配する方針とした。前日終値ベースの配当利回りは3.51%に上昇したことも買い気を誘った。

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