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【市況】18日の株式相場見通し=米株式上昇と原油高を好感し買い先行

 18日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅上昇で3日続伸となったことに加え、NY原油先物価格が上昇したことが好感され買い先行となりそうだ。

 17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比257.42ドル高の1万6453.83ドルと3日続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した1月26~27日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容で、追加利上げの時期が遠のいたとの受け止めが市場に広がり、買いが優勢となった。さらに、欧州主要国の株価堅調や原油価格の上昇も買い支え要因となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比98.110ポイント高の4534.065と3日続伸した。
 18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=114円30銭台と、前日に比べて円安・ドル高方向での推移となっている。
 日程面では、1月の貿易統計速報に注目。海外では、EU首脳会議(~19日)、中国1月の消費者物価指数・卸売物価指数が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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