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【市況】1月安値水準を支持線に変えてくるか/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 17日のNY市場は上昇。原油生産量を1月水準で維持するとした主要産油国の提案に対してイランが支持を表明したことが好感された。また、FOMC議事録では大半の委員が金融市場の混乱を受けて経済見通しの下振れを懸念したことなどから、追加利上げ観測が後退したことが材料視された。ダウ平均は257.42ドル高の16453.83、ナスダックは98.11ポイント高の4534.06。シカゴ日経225先物清算値は大阪比310円高の16050円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、前日の陰線部分を埋めてくることになろう。ボリンジャーバンドの-1σを上回って始まる可能性があり、その後-1σを上回って推移することができるかが注目される。一目均衡表では転換線が16040円辺りに位置しており、これをクリアし、支持線に変えてくるかが注目される。また、1月安値水準である16000円処での攻防から、これを支持線に変えてくることが出来れば、16800円辺りまでは出来高の薄いところであり、リバウンドが強まる可能性もありそうだ。15800-16300円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16300円-下限 15800円

《TM》

 提供:フィスコ

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