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【市況】NY株式:ダウは257ドル高、原油相場の上昇を好感


17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は257.42ドル高の16453.83、ナスダックは98.11ポイント高の4534.06で取引を終了した。原油生産量を1月水準で維持するとした主要産油国の提案に対してイランが支持を表明し、買いが先行。原油相場は午後にかけて30ドルを超す大幅上昇となった。FOMC議事録では大半の委員が金融市場の混乱を受けて経済見通しの下振れを懸念したほか、原油安とドル高が長期にわたりインフレを抑制するとの見通しが示されたことで、年内の追加利上げ観測が後退し、終日堅調推移となった。セクター別では公益事業を除いて全面高となり、自動車・自動車部品やエネルギーの上昇が目立った。



アクセサリーのフォッシル(FOSL)や旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)は決算内容が好感され、大幅上昇。原油相場の上昇を受けて、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が堅調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は同社の部品サプライヤーの1月売上高が好調であることが報じられ、買われた。

ガスパイプライン大手のキンダー・モルガン(KMI)は著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイによる株式取得が報じられ、上昇した。バークシャー・ハサウェイは敬遠していたエネルギー関連銘柄への投資を昨年後半から増やしている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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