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【市況】日経平均は3日ぶり反落、原油先安感から先物主導の売り/相場概況


日経平均は3日ぶり反落。前日の米国市場でNYダウが200ドルを超える上昇となったが、原油相場の先安感が根強いなか、日経平均は小反落で始まった。その後はソフトバンクグ<9984>など通信株がけん引する格好から、一時16200円を回復する場面もみられた。しかし、為替市場では1ドル113円台と円高に振れたほか、原油相場の先行き不透明感から先物が主導する格好で、現物株にも売りが波及。一時15632.12円まで下げ幅を拡大し、引けにかけては下げ幅を縮めていたが、3日ぶりの反落となった。

大引けの日経平均は前営業日比218.07円安の15836.36円となった。東証1部の売買高は28億4008億円、売買代金は3兆1136億円だった。業種別では、情報通信が上昇率トップ。空運と2セクターのみが上昇。一方で、鉱業が下落率トップとなり、石油石炭も冴えない。また、保険、医薬品、鉄鋼、繊維、建設、非鉄、銀行、陸運などが冴えない。

個別では、ソフトバンクグ<9984>が売買代金トップ。上げ幅は縮めていたが、終日強含みの展開となった。KDDI<9433>、村田製<6981>、NTT<9432>が堅調。半面、トヨタ<7203>、メガバンク3行、ファーストリテ<9983>が冴えない。
《TM》

 提供:フィスコ

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