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【市況】ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる/後場の投資戦略


日経平均 : 16,028.26 (-26.17 )
TOPIX  : 1,295.12 (-1.89 )

[後場の投資戦略]

 日経平均は16000円を挟んでのこう着をみせている。一時16200円を回復する場面もみられたが、原油先安感から資源株が弱いほか、ファーストリテ<9983>が続落となっており、日経平均の重しになっている。もっとも、週初の4ケタ上昇に対する利益確定が出やすいことからみれば、相当底堅いと感じられる。ソフトバンクグ<9984>が利食いをこなしながらも大幅に上昇しており、市場全体のセンチメントを明るくさせている。日経平均はこう着ながらも、東証2部やマザーズ市場、JASDAQ平均はプラス圏で推移するなど、個人主体の売買を活発にさせている。
 ソフトバンクグ<9984>効果が中小型株への物色を活発化させているが、例えば、さくら<3778>がもち合いを上放れ、高値を窺う展開をみせてきている。これがフィンテック、ビットコイン、ブロックチェーンといったテーマ物色に波及してくるようだと、センチメントは相当明るくなるだろう。(村瀬 智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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