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【材料】日写印が続落、国内大手証券は業績拡大モメンタムは18年3月期以降に訪れるとの見方

 日本写真印刷<7915>が続落。売り一時純後に一時、プラス圏に浮上する場面があったものの再び下押しし、現在は今日の安値圏で推移している。

 大和証券は、同社の16年3月期業績について、第3四半期までのディバイス事業の利益進捗が想定よりも良好だったことを織り込み、営業利益予想は102億円から105億円(前期比20%増)へ引き上げるとリポートで紹介。17年3月期の営業利益予想は114億円から108億円(前期比3%増)と微調整。円高進展はリスクであるものの、フィルムセンサのドル建て価格は底堅く推移するとみているほか、スマートフォンでも有機ELディスプレーの採用が進む可能性に期待しており、同社の業績拡大モメンタムは18年3月期以降に訪れるとの見方は変わらないと解説している。

 同証券は、レーティングは「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は3170円から2420円へ引き下げている。
《MK》

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