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【材料】岡部が連日の安値、国内大手証券は本格的な回復には時間が必要な印象との見解

 岡部<5959>が続落。連日で昨年来安値を更新し、現在は今日の安値圏で推移している。

 大和証券はリポートで、同社の15年12月期営業利益は63億円(前の期比9.7%減)で、会社計画68億円、大和予想65億円に対して未達であったと指摘。同証券による業績見通しを引き下げ、営業利益で16年12月期が66億円(前期比4.3%増、従来予想70億円)、17年12月期が70億円(同6.1%増)としている。

 同証券は、システム柱脚の潜在的な需要は高いと見られるものの、高収益なだけに減少局面では業績的には足を引っ張る構造となっていると解説。業績は底打ちしつつあるが、本格的な回復には外部環境の改善かM&Aの進展が待たれるだけに時間が必要な印象との見解を示し、投資判断は「2」(アウトパフォーム)から「3」(中立)へ格下げし、目標株価は1110円から750円へ引き下げている。
《MK》

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