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【材料】パナソニックが3日続伸、車載カメラの新システム実用化に期待

 パナソニック<6752>が3日続伸。17日、日刊工業新聞が「(同社は)自動車のドアミラーを、車載カメラとモニターの組み合わせで代替する新システム開発に着手した」と報じており、これが手掛かり材料となっている。自動車のIT化が進展するなか、ADAS(先進運転支援システム)の市場発展と歩調を合わせ、同社は自動車のミラーレス化で攻勢をかけており、市場の注目が集まっている。

 記事は「デジタルカメラとテレビの画像処理技術を融合。広角で明暗差がある場面も映せる高機能カメラをドアミラー位置などに設け、映像を車内モニターで表示し、横や後ろ、斜め後ろの死角をなくし安全性を高める。同社拠点や車メーカーの試験コースで実車テストを始めており、2017年の実用化を狙う」と伝えている。また、同社が筆頭株主であり、車載カメラ用コネクターで高シェアを持つ本多通信工業<6826>なども急反発で一時900円台に買われた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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