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【市況】17日の株式相場見通し=円高進行を嫌気して売り先行

 17日の東京株式市場は、外国為替市場で円相場が前日に比べて円高・ドル安方向での推移となっていることから、売り先行のスタートとなりそうだ。17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=114円10銭台での推移となっている。

 16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比222.57ドル高の1万6196.41ドルと続伸した。サウジアラビア、ロシア、ベネズエラ、カタールの4カ国が条件つきで原油増産の凍結で合意したことから、原油供給過剰への懸念が和らぎ、投資家心理が改善した。ただ、減産合意への期待感もあっただけに、NY原油先物価格は反落した。 ナスダック総合株価指数は、前週末比98.443ポイント高の4435.955と大幅続伸した。

 日程面では、午前8時50分に発表される12月の機械受注統計、15日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米1月の鉱工業生産指数、米1月の住宅着工件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月26~27日分)が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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