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2016年02月17日07時54分

【材料】サイバーリンクス<3683>---ITクラウド事業好調で前期は過去最高を更新

サイバーリン 【日足】
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サイバーリン 【日中足】


 

サイバーリンクス<3683>は、12日に15年12月期本決算を発表している。売上高は前期比5.0%増の92.96億円、営業利益を同21.6%増の7.34億円、経常利益を同23.1%増の7.26億円、最終利益を同10.9%増の4.28億円と増収増益での着地となった。

ITクラウド事業では、前事業年度における消費税率引き上げに伴う業務受託等の特需要因はなくなったものの、主力サービスである流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を始め、前事業年度に事業譲受及び合併により取得した新サービスを含むクラウドサービスの提供拡大により、流通業向けクラウドサービス分野の売上高が増加。一方、官公庁向けクラウドサービス分野では、法改正に伴うシステム開発案件や自治体向け情報システム構築案件はあったものの、防災システム等の複数の大型工事が通期で進捗した前事業年度に比べて、売上高は減少したとのこと。

今期は、官公庁向けクラウドサービス分野において、防災システム関連の大型工事案件や法改正に伴うシステム開発案件等の特需の減少により、ITクラウド事業のセグメント業績は増収確保も、減益となる見込み。また、モバイルネットワーク事業では、iPhoneの新機種販売などによる端末販売台数の増加及び販売単価の上昇により増収を見込むものの、一部店舗の営業時間短縮による一次代理店からの支援費の減少や店舗改装に伴う費用の増加などにより減益を見込んでいる。

16年12月期に関しては、売上高を前期比3.2%増の95.90億円、営業利益を同32.0%減の5.0億円、経常利益を同27.1%減の5.3億円、最終利益を同28.4%減の3.07億円と減益を見込んでいる。

当社は同日、中期経営計画 (2016年度~2020年度)を発表。モバイルネットワーク事業の安定した収益をベースに、ITクラウド事業、特に流通業向けクラウドサービス分野を伸ばすべく、クラウドサービスの拡充やIT技術の蓄積と安心・安全への取り組み強化する方針。最終年度である2020年12月期の数値目標は売上107億円、経常利益11億円、ROE15%以上と据えており、足元の計画は順調に進捗しているようだ。

《SF》

 提供:フィスコ

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