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【通貨】NY為替:ドル・円は114円09銭、原油価格の底入れ期待感が後退しドル売りに


 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円13銭から113円60銭まで下落後、114円09銭で引けた。人民元の反発や各国中銀による追加刺激策への期待に、リスク警戒感が後退し、ドル買い・円売りが先行。その後、産油国による減産期待が後退したため、原油価格の先安感が再燃したほか、予想を下回った米国の製造業、住宅関連指標を受けでドル売り、円買いが優勢となった。


 ユーロ・ドルは、1.1184ドルから1.1124ドルへ下落し、1.1145ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を受けたユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、127円35銭から126円62銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.4414ドルから1.4277ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9848フランから0.9896フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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