市場ニュース

戻る
 

【通貨】欧州為替:原油失速、株安、米国債利回り低下でドル売り


 16日のロンドン外為市場では、ドル・円は114円50銭から113円65銭まで下落。原油先物の反落を意識したドル売りが観測された。サウジアラビアとロシアは原油生産量を1月11日の水準で維持することで合意した。原油先物は一時買われたが、生産量を1月11日の水準で維持(凍結)することが決まったため、反落。なお、他の産油国の石油担当相も会合に参加した。米国10年債利回りは1.7965%から1.7413%まで低下した。


 ユーロ・ドルは1.1152ドルから1.1193ドルまで上昇。ユーロ・円は127円84銭から127円05銭まで下落。ドル安・円高の相場展開の影響を受けた。


 ポンド・ドルは1.4516ドルまで上昇後、1.4416ドルまで下落。ブレント原油先物(4月限)が35.55ドルまで上昇した後、33.66ドルまで急反落した。


 ドル・スイスフランは0.9880フランから0.9847フランまで売られた。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均