【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … MS&AD、洋ゴム、電通 (2月15日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の2月12日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 藤田観 <9722>
15年12月期の連結経常損益は1.7億円の赤字(前の期は13.9億円の黒字)に転落したが、16年12月期は8億円の黒字に回復する見通しとなった。
★No.3 アルプス技 <4641>
15年12月期の連結経常利益は前の期比37.5%増の22.2億円に拡大し、従来予想の19.2億円を上回って着地。
★No.4 ポーラHD <4927>
15年12月期の連結経常利益は前の期比17.3%増の223億円になり、16年12月期も前期比12.3%増の251億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8725> MS&AD 東1 +19.29 2/15 3Q -10.96
<9722> 藤田観 東1 +18.14 2/15 本決算 黒転
<4641> アルプス技 東1 +17.85 2/15 本決算 7.96
<4927> ポーラHD 東1 +16.03 2/15 本決算 12.26
<9747> アサツーDK 東1 +14.25 2/15 本決算 -0.47
<8179> ロイヤルHD 東1 +9.32 2/15 本決算 11.53
<4031> 片倉コープ 東1 +9.23 2/15 3Q 82.99
<6464> ツバキナカ 東1 +6.07 2/15 本決算 8.47
<5105> 洋ゴム 東1 +5.57 2/15 本決算 -10.23
<4324> 電通 東1 +3.85 2/15 本決算 -
<9621> 建設技研 東1 +2.51 2/15 本決算 -8.56
<1822> 大豊建 東1 +1.98 2/15 3Q 80.49
<3205> ダイドー 東1 +0.89 2/15 3Q 赤拡
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース