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【材料】C&Gシス----15年12月期は計画上振れ、今期も増収増益を見込む


金型用CAD/CAMシステム開発のC&Gシステムズ<6633>は12日、2015年12月期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比6.6%増の43.12億円、営業利益が同63.9%増の4.56億円、経常利益が同60.8%増の4.89億円、当期純利益が同0.3%減の3.10億円となり、各項目で計画を上回っての着地となった。

主力のCAD/CAMシステム等事業においては、自動車産業の金型製造が活況ななか、中・西日本地域で販売が好調に推移したほか、製品バージョンアップや顧客満足度向上に努めたことで国内の保守更新率は90%を維持した。また、次世代収益源のひとつとして位置づけているOEM事業は、新たに複数のOEM契約を締結したことで売上に寄与した。

2016年12月期の業績見通しは、売上高が前期比2.0%増の44.00億円、営業利益が同0.8%増の4.60億円、経常利益が同2.1%増の5.00億円、当期純利益は同3.0%増の3.20億円、年間配当は2015年度と同額の10.00円を見込んでおり、配当性向に大きな変動はない見込み。

同社は今後も金型用CAD/CAMシステムメーカーとして金型づくりをオールラウンドにサポートできるシステム開発を推進していく。顧客満足度の一層の向上と同時に業界内での販売シェアを高めることによる収益の拡大を目指す。

《SF》

 提供:フィスコ

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