【市況】ETF売買動向＝16日寄り付き、日経レバの売買代金は308億円と活況

　16日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比106.2％増の500億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同132.2％増の450億円となっている。

　個別ではｉＰａｔｈ　産業用金属指数連動受益証券発行信託 <2023> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が5.21％高、ｉＰａｔｈ　エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> が4.93％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.63％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.51％高、国内金先物価格連動型上場投信 <1683> が4.23％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は8.11％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.78％安、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は3.67％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が156円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金308億4400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金203億3100万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が56億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が21億2000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が18億9200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億1200万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が8億6200万円の売買代金となっている。


株探ニュース