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【市況】東京株式(寄り付き)=欧州株高と円安も前日急騰の反動安

 16日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比173円安の1万5849円と反落。前日に1000円を超える急騰をみせた日経平均だが、きょうはその反動が出ている。前日の欧州株市場の上昇や外国為替市場の円安指向は追い風材料。しかし、足もとの上昇は売り方の買い戻しによるウエートが大きく、今はまだ本格的な実需の買いが入ってきていない段階にあり、戻り足は鈍い。17年3月期の国内企業業績に対する警戒感も台頭しており、依然として不安定な動きを強いられそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、繊維を除き安い。値下がりで目立つのは海運、ガラス土石、ゴム製品、倉庫、非鉄など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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