市場ニュース

戻る
 

【材料】フォトクリエイト---第2四半期は黒字転換、フォトクラウド事業は大幅に成長


フォトクリエイト<6075>は10日、2016年6月期の第2四半期(7-12月)決算を発表した。売上高は前年同期比5.2%減の15.14億円、営業利益は0.04億円(前年同期は0.18億円の損失)、経常利益は0.05億円(同0.16億円の損失)、四半期純利益は0.01億円(同0.13億円の損失)と1月28日に発表した修正予想どおりで着地した。

減収となっているのは売上表示を純額表示に変更した影響であり、総額表示でみた売上高は前年同期比9.9%増の17.56億円と実質増収だった。2015年10-12月期の四半期売上は10億円を突破し、過去最高の売上となった。いずれの事業においても増収を達成したが、特に注力しているフォトクラウド事業は大幅に成長した。利益面では、前期からの人件費増をこなしながら、ここ数年悪化傾向にあった原価率を改善して黒字転換した。

通期業績予想は従来計画を据え置いており、売上高は前期比1.0%減の31.44億円、営業利益は同24.8%減の0.78億円、経常利益は同21.2%減の0.83億円、当期純利益は同22.1%減の0.51億円を見込んでいる。フォトクラウド事業の教育領域への積極投資を行うため、減益の見通し。なお総額表示でみた売上高予想は、同17.9%増の38.44億円となる。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均