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2016年02月16日07時38分

【材料】カドカワ---3Q営業利益は62億円、経常・純利益は通期計画を超過

カドカワ 【日足】
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カドカワ 【日中足】


カドカワ<9468>は12日、2016年3月期第3四半期(15年4-12月)決算を発表。売上高が1460.38億円、営業利益が62.90億円、経常利益が76.13億円、四半期純利益が53.24億円となった。14年10月1日にドワンゴとKADOKAWAの共同持株会社として発足しており、前年同期との比較は記載していない。

書籍IP事業については、メディアミックス作品の展開やUGC(User GeneratedContent)の積極的な商品化を進めており、また、コミックで「よつばと!」「乙嫁語り」などの人気シリーズに加え「僕だけがいない街」「ダンジョン飯」など新たな成長作品が業績に貢献した。電子書籍は、15年10月に「ニコニコカドカワ祭り」を展開した効果で、さらに売上高が伸張した。

情報メディア事業については、不採算事業からの撤退や紙媒体からデジタルへの移行を進めるなど収益性の改善に取り組んでいる。映像IP事業については、DVD、Blu-rayの販売が堅調なほか、dアニメストアなどの映像配信収入や急拡大している海外映像版権販売ビジネスが伸長している。

ポータル事業については、日本将棋連盟との共催で新棋戦「第1期叡王戦」をニコニコ生放送で完全生中継したほか、第66回NHK紅白歌合戦ともコラボレーションを行った。12月末には発行ID数は5,321万、有料の「プレミアム会員」は254万人となった。ライブ事業ではニコニコ最大のライブイベント「ニコニコ超パーティー」を開催した。モバイル事業では、「ドワンゴジェイピー」において独自サービスの拡充とコストコントロールで利益確保を進めた。ゲーム事業は、「RPGツクールMV」などが売上に貢献した。

通期業績見通しについては従来計画を据え置き、売上高が2005億円、営業利益が70億円、経常利益が68億円、当期純利益が40億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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