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【材料】ヘリオステクノ---3Q業績は経常利益が前年同期比6.1倍、通期利益予想引き上げ


ランプ事業や製造装置事業を手掛けるヘリオス テクノ ホールディング<6927>は5日、第3四半期(2015年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比13.0%増の109.66億円、営業利益が同4.5倍の10.19億円、経常利益が同6.1倍の10.20億円、純利益が同2.7倍の6.98億円と大幅な増収増益となった。

主力の製造装置事業の売上高は前年同期比36.8%増の48.04億円と大幅に伸長した。従来からの大型FPD用の配向膜製造装置の需要増加に加え、新規分野、スマートフォン、タブレット端末用のタッチパネル製造装置の受注が順調に推移した。第3四半期末の受注残高は160.92億円となったが、このうち昨年度から取り組んできた中古設備の中国移設案件117億円は、今期末に売上計上する予定となっている。

第3四半期までの実績と通期見込みについて精査した結果、通期業績予想を修正している。修正後の予想は、売上高が前期比75.1%増の259.50億円、営業利益が同38.6%増の11.80億円、経常利益が同51.3%増の11.80億円、純利益が同2.9%増の7.80億円としている。従来予想より各利益の見通しを引き上げた。

《SF》

 提供:フィスコ

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