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【材料】ショーケースTV---15年12月期は2ケタの増収増益、1→2株の株式分割を発表


ショーケース・ティービー<3909>は12日、2015年12月期決算を発表した。売上高は前期比25.9%増の12.37億円、営業利益は同22.1%増の3.05億円、経常利益は同16.8%増の2.91億円、当期純利益は同16.8%増の1.79億円で、1月に公表した上方修正より上振れて着地した。

セグメント別では、eマーケティング事業の売上高が前年同期比25.4%増の9.88億円、セグメント利益が同20.3%増の6.79億円となった。Google検索順位のアルゴリズム変更の影響等で「スマートフォン・コンバータ」「フォームコンバータ」の導入アカウント数が拡大したほか、スマートフォン最適化関連、One to Oneマーケティングを行う「サイト・パーソナライザ」、入力フォーム最適化サービス「フォームアシスト」が売上を伸ばした。

Webソリューション事業の売上高は前期比27.7%増の2.48億円、セグメント損失は0.03億円(前期は0.02億円の利益)となった。不動産Webサイト管理システム「仲介名人」などが堅調に売上を伸ばしている一方で、新たな提携先や新規顧客開拓を行う人員への投資により損失となった。

2016年12月期の通期業績については、売上高が前期比21.2%増の15.00億円、営業利益が同3.1%増の3.15億円、経常利益が同7.9%増の3.15億円、当期純利益が同3.5%増の1.86億円を見込む。引き続き拡大するスマートフォン関連市場の需要を取り込むほか、フィンテックやIoT等の分野でも積極的に商品開発のための技術研究を行っていく。

なお、株式の流動性と投資家層の拡大を図るため株式分割を発表。2016年3月31日(木)を基準日に、普通株式1株に対して2株の割合で分割を行う。

《SF》

 提供:フィスコ

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