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【市況】マザーズ指数は大幅に3日続落、下落率は8%超え昨年来安値更新/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場では、日経平均が700円を超える下落で節目の15000円を割り込むなか、相場の地合い悪化を受けたリスク回避の売りが継続した。株価のトレンド悪化から処分売りの動きが強まったほか、決算内容が嫌気されたり発表後の材料出尽くし感が意識されたりしてきつい下げとなる銘柄も多く見られた。なお、マザーズ指数は大幅に3日続落、下落率は8%を超え15年8月に付けていた昨年来安値を更新した。売買代金は概算で1111.30億円。騰落数は、値上がり6銘柄、値下がり212銘柄、変わらず1銘柄となった。
 個別では、ミクシィ<2121>が8%安と大幅続落したほか、決算発表を控えたサイバダイン<7779>が15%超、10日に決算発表したFFRI<3692>が14%超の下落に。その他売買代金上位ではモルフォ<3653>、トランスG<2342>、カイオム<4583>なども軒並み10%を超える大きな下げとなった。また、モブキャス<3664>、海帆<3133>、ロックオン<3690>、スキー場開発<6040>、トラストHD<3286>、オープンドア<3926>、マーケットE<3135>がストップ安まで売られた。一方、第3四半期の利益伸長や良好な臨床試験結果が好感されたSOSEI<4565>は急伸。また、今期の大幅増収増益見通しを受けてマイネット<3928>はストップ高となった。その他、インベスターズクラウ<1435>、イトクロ<6049>、ビーロット<3452>、アキュセラ<4589>、PMO<3251>が上昇した。
《HK》

 提供:フィスコ

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