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【特集】キャリアリンク Research Memo(5):2017年2月期はマイナンバー関連も含め、大幅な業績伸長を見込む


■今後の見通し

(2) 2017年2月期業績見通し

キャリアリンク<6070>が期初に発表した中期経営計画では、2017年2月期の業績について、売上高で今期見込み比23.2%増の20,160百万円、営業利益で同27.2%増の1,210百万円、経常利益で同27.9%増の1,200百万円、当期純利益で同33.5%増の750百万円を見込んでいる。売上高については今期見込みから約38億円の増収を見込んでいるが、このうち5割強は民間企業向けも含めたマイナンバー関連業務の売上げで達成できるものとみられる。このため、マイナンバー関連以外で10%程度売上を伸ばすことができれば、同計画を達成できることになり、弊社ではその可能性は十分あると見ている。今後の新規案件で期待されるものとして、電力販売自由化に関連する業務が挙げられる。既に、様々な新規事業者が参入を表明し、営業活動を開始しているが、今後こうした事業者からのコールセンター業務や契約申込み書類等の受付・発送業務など関連業務の受注獲得が期待される。

短期間で大量動員が必要とされるBPO案件では、その運用ノウハウやサービス品質などで同社は高い実績を持つだけに、今後もBPO関連業務をけん引役として、業績拡大が続くものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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