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【通貨】外為サマリー:1ドル112円40銭前後で推移、一時113円乗せも続かず

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=112円42銭前後と10日午後5時時点に比べ2円40銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=127円07銭前後と同2円50銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円相場は昼過ぎにドル買い・円売りが優勢となり、午後0時50分過ぎに一時113円02銭をつけた。日銀の黒田東彦総裁が安倍首相と首相官邸で会談したことから、思惑が広がったが、黒田総裁が「首相から金融政策への要望は特になかった」と発言したことを受け、午後1時過ぎには再度、ドル売り・円買いが膨らんだ。

 今晩の海外市場の動向が関心を集めており、特に米1月小売売上高の内容が注目されている。また、来週は15日に国内の10~12月期国内総生産(GDP)が発表される。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1303ドル前後と前日に比べ 0.0020ドル強のユーロ高・ドル安と横ばい圏で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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