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【材料】ヤマハ発が昨年来安値、国内大手証券は説明会に好印象

 ヤマハ発動機<7272>が急反落。9日につけた昨年来安値を更新し、現在は今日の安値圏で推移している。

 大和証券は、同社株は成長銘柄として市場期待も高いと推測されるだけに、9日の後場に「実績未達/計画横這い」発表後の株価は急落したものの、場引け後の説明会の印象は、決算数字ほど悪くなかったとリポートで紹介。16年12月期会社計画の為替前提は、117円/ドル等(大和前提も同水準)で、為替差損に加え、米国二輪では、小売は堅調も在庫管理の効率化を図るべく、出荷を抑制する(=売上台数は減少)ことも、収益悪化要因と見られると指摘。

 ただ、コスト削減や売価などで、計画は相当に保守的との感触であると解説し、レーティングは「2」(アウトパフォーム)を継続。目標株価は2900円から2600円へ引き下げている。
《MK》

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