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【材料】アビストの第1四半期は増収増益、対通期での営業利益の進捗率は28.7%

 自動車向け設計開発アウトソーシング事業が主力のアビスト<6087>は今日の前引けに、16年9月期第1四半期(15年10~12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比22.5%増の17億4000万円、営業利益は同40.6%増の3億2600万円で着地した。

 同社グループが主力事業を展開する技術者派遣・請負市場は安定成長が継続し、主たる顧客の自動車業界および自動車部品業界の技術者に対する需要は引き続き活況。同社の設計開発アウトソーシングサービスに対するニーズは堅調に推移し、なかでも付加価値の高い請負業務が好調を持続して売上高が順調に拡大した。ただ、水素水製造販売事業では減価償却費や新聞・ラジオなどの広告宣伝費がかさみ、同事業の営業損益は3300万円の赤字(前年同期は6500万円の赤字)となった。

 据え置かれた通期の連結営業利益は前期比27.7%増の11億3600万円の見通しで、進捗率は28.7%となっている。
《MK》

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