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【材料】ケンコーマヨネーズ---3Qは2ケタの増収増益、通期業績予想と期末配当を上方修正


ケンコーマヨネーズ<2915>は8日、2016年3月期第3四半期(15年4-12月)決算を発表した。連結業績は売上高が前年同期比10.1%増の505.03億円、営業利益が同21.9%増の28.33億円、経常利益が同31.2%増の28.10億円、四半期純利益が同75.4%増の21.88億円だった。

売上高については、マヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・総菜類、タマゴ加工品いずれの商材も順調に売上を伸ばしたほか、小型形態のロングライフサラダもアイテム数が増加するなど好調だった。利益については、鶏卵相場が引き続き高値圏で推移したものの、静岡富士山工場の操業度アップや原油価格の下落で工場の燃料コストの低減が進み、利益の改善につながった。

セグメント別では、調味料・加工食品事業の売上高が415.62億円、セグメント利益が23.74億円。総菜関連事業等の売上高が80.02億円、セグメント利益は5.14億円だった。

16年3月期の通期業績については、売上高・利益ともに業績予想を上回る進捗であることから上方修正を発表。売上高を前期比9.4%増の660.00億円(従来計画632.00億円)、営業利益を同10.6%増の33.20億円(同30.50億円)、経常利益を同18.8%増の33.00億円(同30.00億円)、当期純利益を同17.5%増の19.30億円(同17.70億円)とした。なお、配当予想の増額も行い、期末配当を3円増額の17円(年間28円)としている。

《SF》

 提供:フィスコ

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