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【市況】概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4日続落、銀行や資源関連の売り継続が指数の足かせに


【ブラジル】ボベスパ指数 39318.30 -2.62%
11日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1058.27ポイント安(-2.62%)の39318.30で取引を終えた。40370.02から38927.56まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは3、値下がりは56、変わらず2であった。

原油安が再燃し、欧米株安となったことが、ブラジル株への売り圧力になった。NY原油先物は時間外取引で一時26.05ドルまで下落し、直近安値を更新した。また、この日発表のブラジルの週次FGV消費者物価指数(IPC-S)が、低下予想に反して高止まりしたことも懸念された。

【ロシア】MICEX指数 1711.58 -1.11%
11日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比19.25ポイント安(-1.11%)の1711.58で取引を終了した。1726.71から1688.13まで下落した。

前日とは状況が逆転して、原油安が再燃し、アジア株安もあって欧州が株安に転じ、米株も下落スタートしたことが、ロシア株の下押し圧力になった。ブレント原油先物は、ロシア株式市場の取引時間内において30.08ドルまで下落した(前日引け水準30.84ドル)。

【インド】SENSEX指数 22951.83 -3.40%
11日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比807.07ポイント安(-3.40%)の22951.83、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同239.35ポイント安(-3.32%)の6976.35で取引を終えた。

小動きで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。銀行や資源関連の売り継続が指数の足かせに。原油価格の急落が警戒されたほか、欧州の銀行問題が引き続き圧迫材料となった。一部の欧州銀行の株価は世界同時不況が発生した2008年の水準まで逆戻りしていると報じられている。

【中国本土】
休場

《CS》

 提供:フィスコ

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