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2016年02月12日07時44分

【材料】ヘリオス---2016年後半には脳梗塞向け再生医療品の治験開始へ

ヘリオス 【日足】
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ヘリオス 【日中足】


バイオベンチャーのヘリオス<4593>は10日、2015年12月期の通期決算を発表した。単独業績は、売上高が前期比64.9%減の0.98億円、営業損失が10.60億円(前期は5.68億円)、経常損失が9.58億円(同4.70億円)、純損失が9.58億円(同4.77億円)となった。

売上面では、欧州での眼科手術補助剤の売上に係るロイヤルティ収入は順調に推移したものの、前期に発生したような大日本住友製薬<4506>からのマイルストーン収入や契約一時金が発生しなかったことが響いた。損益面については、研究開発費の増加が大きかった。

2016年12月期は、1月に米アサーシス社との幹細胞製品MultiStemの脳梗塞向け再生医療等製品の開発・販売に関するライセンス契約を締結しており、下期から治験を開始すべく準備を進める。ほか、海外でiPSC再生医薬品分野における事業提携による契約一時金収入の可能性を見込んでいる。

2016年12月期の業績予想は未確定な要素が多く、合理的な算定ができないことから公表していない。

同社は、iPS細胞の技術を活用した再生医療製品を研究・開発・販売する。iPS細胞から分化した人体組織と同等の機能を持つ細胞医薬品(iPSC再生医薬品)という新カテゴリーの医薬品を開発から承認取得、製造販売まで一貫して行う体制の構築を目指す。最初のターゲットとして、眼の難病「加齢黄斑変性(AMD)」の治療用細胞の実用化に注力。

《SF》

 提供:フィスコ

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