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【通貨】外為サマリー:1ドル114円50銭台に下げ渋る、イエレン議長の証言待ちに

10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円53銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円41銭前後と同50銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円相場は午前9時以降、下げ基調を強め午前10時40分過ぎには一時114円25銭まで下落。午後には日経平均株価が600円を超える下落となったこともあり、午後1時30分過ぎに114円30銭をつけた。ただ、114円20銭近辺では下値に買いが入ることから、その後、114円50銭台まで値を戻した。

今晩はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米下院金融委員会で証言を予定している。同氏の議会証言で今後のFRBの利上げ見通しを確かめたいとの意向は強く、相場は様子見姿勢を強めた。足もとの世界株安を受け、イエレン氏の証言はハト派的な内容となるとの期待もある。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1298ドル前後と前日に比べ 0.0110ドル強のユーロ高・ドル安と横ばい圏で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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