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【材料】太平電は急落、16年3月期最終利益増額も営業利益は従来見通し下回る

 太平電業<1968>は9日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を804億円から813億6000万円(前期比5.1%増)へ、営業利益を49億3000万円から47億2000万円(同2.4%増)へ、最終利益を29億7000万円から33億円(同11.3%増)へ修正した。

 投資有価証券売却益の寄与で最終利益は増額となったが、本業の儲けを表す営業利益は採算管理の徹底による原価低減に努めたものの、一部大型建設工事の予算見直しが必要となり従来見通しを下回る。これが嫌気された格好だ。

 期末一括配当を従来予想の20円に5円上乗せし25円とすることを発表、前期実績比でも5円の増配となるが反応は限定的だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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