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【市況】日経平均は42円高でスタートもマイナス転換、一時14年10月31日以来の16000円割れ/寄り付き概況


日経平均 : 16127.86 (+42.42)
TOPIX  : 1305.87 (1.54)

[寄り付き概況]

 日経平均は反発で始まった。9日の米国市場ではNYダウが一時150ドル近く下げる局面もみられたが、引けにかけて下げ幅を縮めていた。シカゴ日経225先物は一時15820円まで下げる場面もみられたが、清算値は大阪比55円高の16115円だった。前日に大きく下げた反動もあり自律反発狙いの流れが先行したが、買戻し一巡後はマイナス転換。14年10月31日以来の16000円割れとなったほか、下げ幅を100円超に広げる場面も。6年半ぶりの自社株買いを発表したファナック<6954>は反発を見せている。

 セクターでは精密機器、繊維、建設、電気機器、化学工業、金属製品、輸送用機器、機械、水産農林、その他製品などがしっかり。一方で、情報通信、電力ガス、非鉄金属、銀行、医薬品、証券、食料品、卸売などが冴えない。売買代金上位ではファナックのほか、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、オリエンタルランド<4661>、ダイキン<6367>、富士重<7270>がしっかり。一方で、メガバンク3行のほか、NTT<9432>、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、キヤノン<7751>が冴えない。
《SY》

 提供:フィスコ

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