【市況】ETF売買動向＝10日寄り付き、日経レバの売買代金は244億円と低調

　10日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比6.5％増の447億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.5％増の382億円となっている。

　個別ではダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、日経４００インバース <1471> が新高値。ＪＰＸ日経４００ブル２倍上場投信（レバレッジ） <1467> 、ダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> 、ｉシェアーズ　ＪＰＸ日経４００　ＥＴＦ <1364> 、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> 、ダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> など27銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が6.45％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は18.14％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は4.93％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.65％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が13円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金244億6500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均283億2200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が42億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が21億3400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が20億2000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億7600万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が7億4900万円の売買代金となっている。


株探ニュース