【通貨】東京為替:ドル114円台まで下落、2014年11月以来の水準
9日の東京外為市場で、ドル・円は売りが続き、2014年11月以来、1年3カ月以来の水準となった。
ドル・円は115円後半で寄り付いたが、株安が強まったことからドル売りが進んだ。114円90銭近辺で国内投資家などのドル買いが観測されており、リスク回避的な円買いが弱まる場面もみられた。
しかし、株安に歯止めがかからず、日経平均株価は一時800円超安となったことから、ドルは一時114円44銭まで値を切り下げた。
米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は下げ渋っているが、ランチタイムの日経平均先物は900円超下げていることから、ドルは午後も下落圧力が強まろう。
ここまでは、ユーロ・ドルはもみあい、1.1185ドルから1.1210ドルで推移。ユーロ・円は弱含み、128円76銭から129円68銭で取引された。
【要人発言】
・トヨタ自動車労働組合
「トヨタ労組は一時金258万円超要求へ」
《TY》
提供:フィスコ