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【材料】NTTデータが底堅さ発揮、ブロックチェーン研究参加で関連株刺激

 NTTデータ<9613>は全般暴落相場に流されてはいるが、6000円割れ水準では押し目買いが厚く相対的に値もちの良さを発揮している。

 「(同社は)仮想通貨に使う新技術『ブロックチェーン』を企業や官公庁向けのシステムに応用する研究を始める。2月中に世界中の金融機関やIT大手が進める研究プロジェクトに参加。国内では金融機関などと実証実験を始める」と9日付の日本経済新聞が報じた。ビットコインなど仮想通貨の信頼性を支える基盤技術としてブロックチェーンが株式市場でも既に有力テーマに浮上しているが、情報通信業界の旗本的存在で最も官公庁との実績が厚い同社が本腰を入れ始めたことで、同社株だけでなく関連企業の株価も刺激する格好となりそうだ。きょうは、さくらインターネット<3778>やインフォテリア<3853>などブロックチェーン関連に位置付けられる中小型株にも、売り一巡後は押し目に買い向かう動きが観測されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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