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【市況】NY原油:続落で29.69ドル、世界的な供給過剰感、需要後退懸念で売り続く


 NY原油は続落(NYMEX原油3月限終値:29.69↓1.20)。30.71ドルから29.65ドルまで下落した。サウジアラビアのヌアイミ石油相が前日、「ベネズエラ石油相との会談は、前向きな雰囲気の中で行われ、成功だった」との声明を発表。しかし、具体的な内容には言及しなかったことから、産油国間の協調減産の実現性は低いとの見方による原油の売りが継続した。



 また、欧米株の大幅安を受けて、世界経済の減速により、原油の需要が後退するとの懸念も売り圧力になった。一方、米国債利回り低下・ドル安で、割安感からの買い戻しも一時みられたもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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