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【通貨】あすの為替相場見通し=117円台定着が焦点、NY市場動向が左右

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、117円台を維持できるかがポイントになりそうだ。予想レンジは1ドル=116円50~117円70銭。

この日は日経平均株価が午後に上昇に転じるなか、ドル円相場も強含み、午後3時過ぎに一時117円50銭台まで上昇した。ここ116円台へ急激なドル安・円高が進んだだけに、下値には値ごろ感からの買いが入ったようだ。

 ただ、当面のポイントは3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に米国の利上げがあるか、どうかだ。今週は11日にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言を予定しているほか、12日には米1月小売売上高の発表がある。重要イベントが予定されているため、週前半はやや様子見姿勢となる可能性がある。このなか、あすにかけては、今晩の原油市況やNYダウの動向が全般相場を左右しそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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