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【材料】ディスコが5日続落、16年3月期業績・配当予想を上方修正も全般相場悪化に売り先行

 ディスコ<6146>が5日続落。前週末5日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を1188億円から1257億円(前期比0.2%減)へ、営業利益を261億円から301億円(同12.5%増)へ、純利益を185億円から214億円(同6.6%増)へ上方修正したが、全般相場が悪化するなか、同社も売りが先行する展開となっている。

 同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高942億9200万円(前年同期比2.1%増)、営業利益238億6900万円(同19.5%増)、最終利益164億5900万円(同16.5%増)だった。精密切断装置、精密研削装置ともに電子部品向けの出荷が底堅く推移。ただ、IC向け出荷の減少で、10~12月期営業利益は前年同期比2.0%減と減益に終わった。

 なお、業績予想の修正に伴い、従来133円を予定していた期末配当を190円に増額したがこれに対する反応は限定的のようだ。年間配当は275円(従来予想218円、前期160円)を予定している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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