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【通貨】豪ドル週間見通し:やや上げ渋りか、追加利下げの可能性残る


■大幅反落、主要国の株安や原油先物の反落が嫌気される

先週の豪ドル・円は大幅反落。米ドル・円相場が円高方向に振れたことや欧米、日本の株安を受けてリスク回避的な豪ドル売り・米ドル買いが続いたことが要因。原油先物が反落したことも対円レートの下落につながったようだ。取引レンジは82円53銭-86円23銭。

■やや上げ渋りか、追加利下げの可能性残る

今週の豪ドル・円はやや上げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は3月も据え置きとなる可能性があるが、輸出不振を考慮して3月以降に追加利下げが実施される可能性は残されている。ただし、豪ドル相場は商品相場に見合った適正な水準になりつつあるとみられており、リスク回避的な豪ドル売りが大きく広がる状況ではないとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:81円00銭-84円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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