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【通貨】2月5日のNY為替概況


 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、116円30銭へ下落後、117円43銭へ上昇した。

米1月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回ったことに失望したドル売りが加速。その後、過去3か月の雇用増加平均が依然20万人を上回ったこと、失業率が予想外に低下し8年ぶりの低水準にとなったことや賃金の予想以上の伸びを受けてFRB米連邦準備制度理事会の年内の追加利上げ観測が再燃、ドル買いも再開した。

ユーロ・ドルは、1.1246ドルまで上昇後、1.1109ドルまで下落した。ユーロ・円は、130円99銭から130円16銭へ下落。株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。

ポンド・ドルは、1.4591ドルから1.4452ドルへ下落。

ドル・スイスは、0.9884フランへ下落後、0.9985フランまで反発した。



[経済指標]・米・1月非農業部門雇用者数:+15.1万人(予想:+19.0万人、12月:+26.2万人←+29.2万人)・米・1月失業率:4.9%(予想:5.0%、12月:5.0%)・米・1月平均時給:前月比+0.5%(予想:+0.3%、12月:0.0%)・米・1月週平均労働時間:34.6(予想34.5、12月34.5)・米・1月労働参加率:62.7%(予想62.7%、12月62.6%)・米・1月不完全雇用率:9.9%(12月9.9%)・米・12月消費者信用残高:前月比+212.67億ドル(予想:160億ドル、11月:140.2億ドル←139.51億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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