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2016年02月05日17時22分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2016年2月5日

 今週の日経平均終値は16819円59銭、前週末比698円71銭安でした。

 日経平均は日銀の追加緩和があった先週の上昇分を帳消しにし、再び1万6000円台の安値圏へと押しやられてしまいました。戻ってもすぐに売られてしまうのはまだ下げトレンド(売り方)に支配されている表われで、日経平均は来週以降に再び下値1万6000円を試しに行く動きとなるでしょう。懸念すべきは足元で発表されている企業の利益が着々と減少していること。日経平均の1株当利益は昨秋にピーク(1270円)を打ってから趨勢的に減少傾向にあり、昨日時点で1159円と約9%減少しています。原油安、中国景気の鈍化が顕在化し始め利益を圧迫。さらに円高や米景気への不安からもう少し利益が減るのではと理想売りを始めているのが現状でしょうか。企業の利益水準が上がらないと日経平均の上値もそれに合わせて抑制され、株価の戻りも自ずと低くなってしまいます。今の市場はちょっとした逆業績相場でもあり、もう少し下値の水準を見極める必要があるでしょう。まだ急いで買い出すタイミングではありません。目先の戻り限界が1万8000円だったため、なるべく安く買わないと回転が効きにくい状況です。(ストック・データバンク 編集部)

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