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【材料】GMOリサーチ---16年2月期営業利益は36.0%増を計画、ネット調査市場は今後も成長


GMOリサーチ<3695>は4日、2015年12月期決算を発表。売上高が前期比15.2%増の27.01億円、営業利益が同34.1%減の1.61億円、経常利益が同34.4%減の1.52億円、当期純利益が同38.4%減の0.79億円だった。

アウトソーシングサービスの売上高は、前期比9.7%増の20.71億円だった。調査会社業界からの需要が拡大傾向にあるアンケート作成からローデータ・集計までのサービスを一括で受託するサービス等の受注が堅調に推移した。

D.I.Yサービスの売上高は同41.1%増の3.65億円だった。国内のリサーチ業界全体に導入が進んだことに加え、欧米のリサーチ企業とのプラットフォーム連携からの受注が順調に推移している。その他サービスの売上高は同33.5%増の2.64億円。調査票の要らない調査手法であるScanamind の引き合いが多かった。

なお、16年12月期通期については、売上高が前期比16.8%増の31.56億円、営業利益が同36.0%増の2.20億円、経常利益が同35.1%増の2.06億円、当期純利益が同56.1%増の1.24億円を見込んでいる。国内調査市場は、ほぼ横ばいと予測しているが、インターネット調査市場については、インターネット環境やテクノロジーの進化、スマートフォンの普及等により、今後も堅調に成長するとみている。

《SF》

 提供:フィスコ

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