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【市況】国内大手証券、マイナス金利影響は生保セクターの利益に対し限定的との見解

 野村証券の生保セクターのリポートでは、マイナス金利が長期的に継続した場合は、キャピタルゲインを除く運用利回りにネガティブと指摘。それでも、各社の資産デュレーションが15~20年程度と長いことを考慮すると、保有債券の償還後、新規に繰入する国内債の金利が低下した影響は単年度会計に限定的との見方で、利息配当収入のすべてが国内債のみに依存することではないことにも留意したいと解説。

 金利低下に伴う債券価格の上昇によって、各社含み益は増加しているため、債券売却益が計上される場合はインカム利回りの低下を打ち消す効果があると想定。今後のマイナス金利影響は全体の利益に対し限定的との見解を示しています。
《MK》

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